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12月26日です。なんと今年もあと一週間をきっております。来週は来年です。今は紛うことなき年末です。
年末から連想することをいろいろ羅列していくと、どうも愛でたいことしか思い浮かびません。
それはおそらく僕が普通の家庭で生まれたからだと思います。
もしも、家、家族、友達、金あたりのどれかひとつが欠けていればなかなか楽しい正月なんて成立しないと思うからです。
というわけで昨日の夜、山手線五反田駅ですれ違った6歳くらいの少年はそんな僕にとってショッキングでした。
身につける衣服はランニングと短パンでした。
どうやら一人のようでした。
あんな時間に一人でどこに行くというのか皆目見当つきませんでした。
彼が不幸だということは、他人である自分の勝手な価値基準であってほしいと心の底から思いました。
仮免検定受けてきました。
もうなんか二週間に一回くらいしか行かないのでグダグダでした。
でもなんとかギリギリ合格です(実技は)という言葉をいただきました。
その際
踏み切りを渡る際には窓を開けましょう
とうっかりミスに対する注意を受けたときに横でゲラゲラ笑った年齢不詳のトッツァンボウヤは本当に不幸になってほしいと思いました。
なぜなら彼も僕と一緒にギリギリ合格と言われていたからです。
無性に腹が立ちましたよ。実際。
ますだおかだの増田の日記で、M-1について
本当のチャンピオンは皆がいる時(第一回大会)に勝った中川家だけ。 だから(第二回でチャンピオンになった)自分らは二位。今年のチャンピオンは六位かみたいなことを書いていた。
たしかに年々視聴後の満足感は減ってきてる気はする。 いや、間違えた。初期の2~3回までと第6回では満足感がまったく違った。その間は見てなかった。
第一回第二回あたりは決勝の一回戦(?)からすでに関西のお笑い番組とかでずっとやってて実力が文句なしについてるコンビが勢ぞろいしてる感じで滅茶苦茶面白かった記憶がある。
ふと気になったので第一回第二回出場者を見てみた。
第一回
アメリカザリガニ おぎやはぎ ハリガネロック フットボールアワー ますだおかだ 中川家 ドンドコドン キリン キングコング チュートリアル
第二回
アメリカザリガニ おぎやはぎ ハリガネロック フットボールアワー ますだおかだ ダイノジ テツ&トモ 笑い飯
いやこれはテンション上がる。時代に消費されたテツ&トモ以外は。
で、個人的に第三回のリアルキッズ出場に衝撃を受けて、自分の中でのM-1の価値が一気に下がった。大して気にもならんし見なくなった。
で、偶然テレビつけたらやってたのが第六回M-1。
もはや初期とは意味が変わっている感があった。素人OLが決勝に出れてしまう最高峰の漫才大会。それじゃまるでのど自慢。仮にこれが第一回ならどこにも素人が入れる隙は確実に無かった。
にも関わらずファイナルに進出したコンビすべて第一回、第二回に既に出場してて何度かファイナルに出場または優勝してるコンビ。
そもそも歴代優勝コンビも六組中四組が第一回の決勝進出コンビ。
このことから見えるもの。
結局地力のある面白いコンビは6年前から大して変わってなくて、実質その元からいる彼らの中から毎年ファイナル進出者が出るのが毎年のM-1なんじゃないかと。
だから上述増田の『チュートリアルは六位』発言は自分としては同意できる。
で、優勝して満足、または年数制限がきたりしてそういう所謂オモシログループがどんどん減っていってるから隙ができる。その隙に入り込んでくるコンビは、残念ながらあんまり・・・というの
は、今年の島田紳助の『今年はまだ会場のエネルギーが爆発してない。』とかなんとかのやや困ったような発言からも察することができる。
しかもその隙の大きさは、残念なコンビだけではなく、素人OLがお昼ご飯中の雑談みたいなネタで入り込んでくるくらい大きな隙らしい。なにやら幽幽白書の魔界の扉みたいな話みたいになってきた。
年々広がるこの隙間は、来年は素人は二組分か。再来年は三組分か。
こうなってくるとM-1の行き着く先は2つ。
笑いの金メダルか、もしくはやはりNHKのど自慢。
未だにダウンタウンとかとんねるずが君臨していて、よく分からないオリラジみたいなのがいきなり番組もったりするくらいなので、お笑いの世界はコンビに急に地力がついて面白くなったり、仮に面白くなってもそれで稼げるわけでもないようなので、どんどんM-1優勝者の扱いも小さくなっていく気がする。
なんかこのまま小さくなっていって、笑いの金メダルとかオンエアバトルみたいなものに成り下がるくらいなら、ずっと頑張ってる麒麟と笑い飯が優勝したあたりで綺麗なうちにM-1は終わった方がよいのではと思った第六回でした。